2023年度入試

早稲田大学先進理工学部生命医科学科 進学 R・Kさん

都立MS高校卒

私が志学塾に入塾したきっかけは、親からの紹介です。個別指導塾を探していた中で、プロの講師が教えてくれる塾ということで入塾しました。私が三年間通って、志学塾の1番の良いところだと思ったのはまさにプロの講師と一対一で自分に合った授業を受けられることです。集団塾にも一時期通っていましたが、分かっているところを永遠に説明され、分からなかったところをプリントで済まされたことがあり、一対一でできることの重要さをより痛感しました。また、一対一だからこそ先生たちとコミュニケーションがしっかりとれるのも良いところです。成績が停滞した時や模試でひどい点数をとった時などいつも励ましてもらっていました。

 志望校は、遅くとも高2の始めまでには決めていたと思います。この大学に行きたい、国立に行きたいというよりは学びたいことが学べる大学、学部、学科を探しました。

 英語は高校1年生から通い始め、国語は高校2年生から通い始めました。国立志望だったため、理系ですが国語が必要でした。英語は、国立の記述対策のため高校2年生の頃から毎週英作文を添削してもらっていました。他にも和訳や高3では過去問の添削を毎週していただいていました。その結果、英語は得意科目になるほど成長し、国立私立に関わらず得点源にすることができました。国語は高3までは古文や現代文の基礎演習、センター試験の過去問を行い、高3では共通テストと二次試験の過去問を解き、毎週解説、添削をしていただきました。理系なこともあり、現代文は苦手で、いつも感覚で解いていましたが、国語を習ってからは論理的に解く方法を学べ、共通テスト本番で現代文満点を取れるまで成長できました。

 受験勉強を本格的に始めたのは、部活を引退した高35月です。受験勉強を始めてからは、1日のほとんどを勉強時間に当てていました。学校がある日もない日も自習室に行って、いつもお気に入りの席に座って夜まで勉強していました。英語は一年先取りで授業をしてもらっていたため、高3からは毎週過去問を解いていました。国語も毎週共通テストや二次試験の過去問をといていました。理系科目は夏まではひたすら基礎固めをしました。夏以降は応用的な問題集を挟み、11月からは第一、二志望の過去問をひたすら解いていました。過去問は傾向把握と同時に不十分な知識の補充などもできるので、必ずやることをおすすめします。結果的には、第一志望の国立大学に合格することはできませんでしたが、第二志望である早稲田大学先進理工学部生命医科学科に合格することができました。私立大学理工系の中では最難関学科である早稲田大学生命医科学科への合格はとても嬉しかったです。

 後輩へのアドバイスとしては3つあります。一つ目は諦めないことです。受験勉強を始めれば出来る問題より出来ない問題の方が圧倒的に多いです。その際にイライラせず淡々とその問題が出来るようになるまで勉強し続けることが大切です。特に夏を超えて応用問題や過去問を解き始めた頃は出来ない問題と向き合う日々です。今まで定期テストや模試で良い成績をとってきてる人ほど自分が出来ないことへのショックが大きいと思います。つらいですが根気強くやり抜けるようがんばってください。二つ目は、受験勉強をまだ始めないにしても定期テストや模試の復習など最低限のところは完璧にやることです。高3で学ぶものの多くは高12での学習が身についてるからこそ理解できるものです。私は学校の定期テストでは完璧な理解を目指して徹底的に対策していました。そのため、受験勉強を始めてから基礎が身につくまでの時間が他の人より早く、ライバルより少し遅い受験勉強のスタートでしたが、夏頃には周りに追いつけました。3つ目は体調管理についてです。必ず睡眠をしっかりとりましょう。私は何がなんでも7時間は寝るようにしていました。起きている時間にうとうとしながら勉強することほど効率の悪いことはないと思います。うとうとするくらいなら勉強時間を削ってでも睡眠時間をとった方が質や効率は高いです。特に、本番前は特に体調管理をしっかりすることをおすすめします。詰め込みをしたくなる気持ちはあると思いますが、身体を休めることも大切です。経験談ですが、私は第一志望の試験本番1日前に風邪をひき、眠くなるのを覚悟で薬を飲んで耐え抜きました。なので、体調管理は本当に意識して過ごしてほしいと思います。受験勉強はつらいことが多いですが、嬉しいこともたくさんあります。がんばってください!

塾長からの一言

 高1の時から当志学塾に入塾してくれたR・Kさん。都立トップ校に在籍して常に上位の成績を維持していました。第一志望は日本で最高学府の国立大学。とはいっても決してガリ勉タイプではなく部活のテニスも学校の委員会活動にも精力的に取り組んでいました。自習室にも毎日のように通い、3方が仕切られた机ではなく外の見えるオープンな机がお気に入りでした。模試の成績も十分第一志望に合格できるものでしたし、私どもとの過去問演習も英語・国語ともに20年以上取り組み、ほぼ合格確実という状態でした。それが本人も書いているように本番の直前に風邪を引き、眠くなるのを覚悟で薬を飲んで本番に臨むことになりました。やはりそれが微妙に影響したのか残念ながら第一志望の国立大学には合格できませんでした。

 しかし他はすべて受験した大学にアッサリと合格し、早稲田大学の先進理工学部に進学されました。先日のメールでは早稲田は9月いっぱい夏休みなので休かを満喫していますとのことでした。羨ましいですね。今は私大の雄、早稲田で学業とテニスに打ち込まれている様子です。将来は研究者になりたいと言っていたR・Kさん、自分の目指す道をまっ直ぐに進んで世の中のためになる研究成果を出してくれるものと思います。

 R・Kさん、志学塾に3年間在籍してくれて本当に有り難う!!

 

早稲田大学国際教養学部 進学 K.Sくん

私立MH高校

自分は今年の春から早稲田大学の国際教養学部に通うことになりました。今回は自分の体験が他者のためになればと思い筆を執りました。
自分が志学塾に通うきっかけとなったのは親からの紹介でした。自分の受験への下準備自体は高校1年生の時から始めました。小さい頃から英語が得意だったため、それを活かせる環境を求めていたので、具体的に言うと講義を英語で行っているような大学に行こうと割りと早い段階で決めていました。そのような大学でリベラルアーツ系で、卒業生の評価が高いところを探すうちに早稲田の国際教養学部に行き当たりました。そこで第一志望を早稲田の国際教養にに定め、第二志望以下の大学は似通った大学および学部を選択しました。第一志望が定まったことによって共通テストと早稲田独自の英語のテストを受けることが必要だと分かったので、必要な科目が世界史、現国、古文、漢文、英語だと判明しました。そのうち古文は入念な準備が必要だと頭ではわかっていたものの、いまいちやる気がわかず、勉強の仕方も全くわかりませんでした。そこで見かねた親が見つけ出してくれたのが志学塾でした。
古文では塾長の丸山先生独自のわかりやすいプリントを使ったマンツーマン授業を受けました。経験豊富な丸山先生が作った冊子は、受験において要点となるところがわかりやすくまとめてあり、教科書の長文などを面倒くさがって投げ出していた自分にとって救いでした。マンツーマン授業だったので弱点なども早いうちに見抜いてもらえ、的確な成長をすることができました。終盤には紹介していただいたテキストや過去問を共に考察することによって、より問題に対する理解を深めることができ、実力が伸ばせました。高校3年になる頃には古文の問題の本文をほとんどの場合、理解できるようになりました。
2年生の時には明確なアクションは特に起こさず、自分のやる気の低下もあり結局受験に本腰を入れたのは2020年の3月からでした。コロナによる休校を利用しほとんどの時間を世界史や古文、漢文に費やしました。この時期に志学塾の方で世界史も見てもらうようになりました。
世界史でも嶋田先生の豊富な経験に裏打ちされた的確な自作教材の恩恵と、こまめなミニテストにより緊張が保たれるので自然と身が引き締まり、真剣に勉強することができました。特に年号は先生独自の年号暗記文で暗記が捗りました。嶋田先生の受験生に対する理解をもとに行われる授業はわかりやすく、たまに出てくる先生自身の体験を絡めた解説は印象深く頭の中に残りました。直前期は習った知識をただひたすら反復して自分の中に刷り込み、ミニテストや過去問を通して知識の出力と問題への対応力を磨きました。
後輩へのアドバイスとしては、最初のうちは一向に勉強の成果が表れなかったりするけれど、メゲずに続けることによってだんだん伸びを示し始めるので気分も良くなり、さらに勉強がさらに捗ります。あと、一見孤独な戦いのように見える受験ですが、むしろ逆で、一人で抱え込まずちゃんと周囲が手を差し伸べてくれている時には遠慮せずにその手を取ることが一番だと自分は思います。自分は10月の半ばごろから自分の成長に慢心を覚え、中弛みを起こしてしまいました。中弛みの間は全くもってやる気が湧かず、結局11月の後半までの期間を完全に無為に過ごしてしまいましたが、そこから周りの人の指摘や自ずと突きつけられた実力の低下という現実に直面したことにより持ち直し、家族と志学塾の先生方のおかげで何とか共通テストまでに勉強を仕上げることに成功しました。
自分は今第一志望の大学に通っていますが、これは自分の力だけではなく自分を信じkてくれた家族の協力と志学塾の先生方のご尽力があってこそだと思います。

塾長からの一言

実は帰国子女で英検1級を小学生の時に取得していたK・S君。英語に関しては全く文句なし。ただし、国語と世界史は決して楽観できるものではありませんでした。国語では助動詞などの古文の文法の習得に時間がかかり、一度教え切った後も力を定着させるために演習時間を増やさなければなりませんでした。世界史は覚えなければならない知識の量が膨大になるので、その定着には時間がかかっているようでした。その上、第一志望の早稲田の国際教養は共通テスト併用なので共テで80%を超えないとなりません。共テの80%超えはなまじではないのです。英検1級で20点加算されるものの、そんなアドバンテージは共テではちょっとしたミスであっという間になくしてしまいます。ですが、K・S君は最後に底力を発揮して、国語79%、世界史79%をゲット、これで20点のアドバンテージが活きました。

そして見事に第一志望に合格!MARCHも軒並み合格をたたき出しました。K・S君、早稲田合格おめでとう!そして志学塾に早稲田合格第一号を有り難う!早稲田で沢山のことを学び、その国際感覚を生かして世界に羽ばたいてください。コングラチュレーションズ!

立教大学文学部史学科進学 F・Mさん

私立FJ高校

私が志学塾に入塾したきっかけは、中三の終わり、母が私の英語のひどさに頭を悩ませていた時に、たまたま志学塾のチラシを見たことでした。また、個別指導の塾だと知り、自分のレベルにあった勉強ができると思ったのが入塾のきっかけとなりました。
英語は特に苦手な教科でした。最初は形容詞もよく分かっていない状態からスタートしました。それでも丸山久美子先生に丁寧に解説していただき、長文を読んで、先生の前で自分自身で訳したり、学校の教材を使って文法などを学習しました。長文を読んで自分自身で訳すことで、長文に慣れ、また分からないところは先生に解説していただきながら、それを繰り返していました。久美子先生は私が理解できるまで丁寧に解説してくださり、また自分の弱点や苦手な部分も、ちゃんと知ってくれていて、それを克服するために自分に必要な問題を解いたりしました。自分に合った授業をしてくださるので無理せず自分のペースで勉強できました。
国語に関しては、得意な方ではありましたが、古文で躓いてしまいました。高2から始めたのですが、その時期に始めてよかったと思います。最初は丸山塾長の自作のオリジナルテキスト、通称丸プリを使って古文の勉強を始めました。これが本当にすごくて、このプリントのおかげで、古文で一番面倒で苦手だった文法問題をほとんど落とすことがなくなりました(落とす方が珍しいくらい)現代文は高3からやり始めました。記述問題を解いたり、要約したりしたおかげで、かなり現代文の力も上がりました。しかも、今年の立教大学は記述問題を出してきたので記述問題の対策をしてもらっておいて本当によかったと入試の問題を解きながら思っていました。
世界史はコロナで学校も休みになった2020年の3月に声を掛けていただいて受講することになりました。もともと歴史は好きでしたが、模試の点数はいまいち伸びませんでした。最初は毎回ある小テストが大変でしたが、その分、年号も地図もセンターレベルの文学史も覚えられるようになっていました。また苦手な中国史もこの小テストのおかげで、だいたいの時代、建国者、出来事は覚えられました。解説も分かりやすくて、学校で躓いた部分も塾で理解できました(特に中国史とイスラーム)。何より嶋田先生のおかげで自分の実力が上がっているのは模試の結果で明らかでした。またセンターの過去問を何回も解いたことで力も付きました。実際、共通テストで9割取れたのは、嶋田先生の分かりやすく、面倒見のいい授業と過去問対策のおかげであると思っています。
志学塾の強みを挙げるのなら、生徒一人ひとりに合った授業、面倒見のいい先生方、自習室、徹底した過去問対策です。特に、過去問は志望する大学の入試の傾向と対策を知るうえで本当に重要なことですし、学習院の英語も、過去問対策をたくさんしてもらって試験に臨んだから受かったのだと思っています。また自習室もコロナ対策をしっかりした上で開けてくださったので、毎日利用していました。生徒一人ひとりを本当によく見てくれているので、自分の実力に見合う勉強が自習でも行えました。
後輩へのメッセージとしては、基礎固めと毎日の積み重ねが入試では重要なことだと思います。何回も単語帳や一問一答をやれば、その分知識も身に付きます。辛い時期もあるとは思いますが、体調にだけは気を付けて、頑張ってください。家で集中出来ないときは、塾の自習室をお勧めします。
最後になりますが、今こうして第一志望の立教大学に受かり、通えているのも、志学塾の先生方のおかげです。本当にありがとうございました。

塾長からの一言

本人も体験記で述べているように、最初は英語の補習を目的に志学塾に入学したF・Mさん。2年時はあまり受験を意識せずに英語担当のクミコ先生と苦手な英語を克服しようと努力していました。その努力が実って英語の力を徐々に伸ばしていったF・Mさんでしたが、大好きな世界史を3年の春から受講したことが呼び水となったのか、グイグイ力を伸ばし始めました。3年の秋には英語・国語ともに当初の目標だった学習院レベルを超え、直前には立教に手が届くところまで来ました。それに何といっても世界史が趣味的なまでに好きでしたので、砂が水を吸うように力を伸ばし、あれよあれよという間に得点科目にしてしまいました。

学習院合格のご報告にお母様と来てくれた時に「実は、先生もう一つ報告があります」「なんでしょう?」「立教の補欠合格が出ました!」「ドッヒャー!!」正直、立教は可能性がないわけではないけれど、厳しいかなと思っていたので、まさにドッヒャー!でした。これは明らかに世界史の得点力のなせる業です。F・Mさんは、厳しさを増した首都圏私立大学受験の中で、現役合格するためにはどれほど社会の得点力が大切かの生きた見本です。F・Mさん、立教合格本当におめでとう!その目標に向かってたゆまぬ努力を続ける姿勢でもって次の世界に羽ばたいてください。コングラチュレーションズ!

国立東京藝術大学楽理科 進学 H・Tさん

私立X高校(イラスト/ノーコピーライトガール)

私が志学塾に入塾したのは、ネットで塾を検索していた際に偶然見つけたことがきっかけでした。私は結構イレギュラーな受験生だったと思います。というのも元々現役で私立音大に進む予定だったのですが、3月中旬頃の入学意思表明日に「なんか違うな」と思い、以前ちらっと学校の先生から勧められた楽理科を受験しようと急に浪人を決断するという、かなり危ない進路の決め方をしたからです。しかも、藝大楽理科は学科に関しては共通テスト3科目で8割以上、2次試験の国語英語の記述試験は京大東大並の難易度と耳にしていたので、専科だったため学科の勉強をほとんどしてこなかった私にとっては意味のわからない世界でした。まずはこの決断を許し、1年間のチャンスを与えてくれた親に大変感謝しています。
私は受験にあたって英語と国語を基本的に週に1回ずつ、時に詰める必要があると判断された時は週に2回通いました。塾に通い始めたのは6月と少し遅れてしまったのですが、通い初めてからは自分が受験生で一番できていないという意識の下、先生方に渡されたテキストを全て言われた通りに解き、復習も欠かさずやりました。英語はセンター等のマーク式リーディングを解きつつ、主に記述対策をしていただきました。中でも英作文と和訳の指導は大変的確でわかりやすく、やればやるほどできるようになりました。また、文法がとても苦手だったので、わからないところは積極的に質問して丁寧に教えていただきました。国語は本当にできなかったので、漢文と古文は基礎文法から、現代文は簡単なものから解き、みっちり教えていただきました。特に「現代文読解力の開発講座」を用いた指導は個人的にとても良かったです。要約問題を毎回解くことによって、論理的かつ文章通りに読む力が養われ、これに取り組み始めてから現代文がマーク式も記述式も圧倒的に解きやすくなりました。3科目目の倫理は独学ですが、最初世界史で受けようとしていた私に倫理をご提案してくださった世界史の先生に感謝申し上げます。
学力はすぐに伸びるものではないので、かなり精神的に壊れそうというよりも実際壊れていたのですが、諦めずにコツコツやっていくと少しづつですが伸び始め、徐々にセンター試験の過去問も8,9割取れるようになり、先生方と様々な国公立を問題上で巡り、最終的に東大京大の記述問題をきちんと解けるようにまでなりました。本番も共通テストでは目標の得点率を超え、2次試験の学科試験も余裕を持って解くことができ、無事合格することができました。後輩にアドバイスするとしたら、先生に言われたことにプラスして自分の努力も必要だということです。これは私の体験談でもありますが、「センターの過去問10年分解いてね」と先生に言われたら躊躇いなく20年分解いてください。このような努力のチリツモが他の受験生との差になるはずです。
浪人の1年間を振り返ると、本当にとんでもない勢いで詰め込んだと思います。そして、この1年間で合格を勝ち取ることができたのは、間違いなく先生方の教え方が素晴らしかったからだと断言できます。受験勉強について右も左もわからなかった私に真摯に向き合ってくださり、また純粋に勉強の楽しさを教えてくださり本当に有難うございました。

塾長からの一言

体験記で本人が述べているように、受験生としてはいわば変わり種であったH・Tさん。しかも東京藝大志望というまさに変わり種。当初はこちらもどう指導してよいのか迷ってしまう入塾生さんでした。東京藝大志望であるため基本は共通テスト突破。帰国子女であったため英語の素養はありましたが、それと受験英語は別。共通テストレベルにはすぐには到達しましたが、2次の記述問題対策はがっちりと鍛え上げました。ほかには私大の過去問を演習しましたが直前期にはほぼすべての大学のボーダーをクリアできるところまで達していました。国語はそれこそ一からでしたが本人の目標に向かうブレない姿勢によってグイグイと知識を吸収していきました。共通テストに向けてはひたすらセンターの過去問と共通テスト予想問題集を演習させましたが、それを続けるうちに弱点がどんどん潰されていきました。最後は藝大の2次のための記述対策。古文は楽に満点が取れていましたし、記述もすべての問題は解く必要はないので、書ける問題はがっちり書くということができるようになりました。

結果、合格報告にあるように共テでMARCH合格をたたき出し、第一志望の藝大もゲット。凄まじい頑張りでした。第一志望合格おめでとう、H・Tさん、あとは自分の目指す世界へ向けて大きく羽ばたいてください!コングラチュレーションズ!

2020年度入試

立教大学 経済学部 進学 荒井稜くん

都立調布北高校

自分が志学塾に入塾したのは親が見つけてくれたことがきっかけです。
志学塾の良い点はたくさんあります。
1つ目は、経験豊富な先生が1対1で教えてくれることです。他の塾の個別指導では、多くが大学生が横に座って教えるような形式ですが、志学塾では1対1で先生が大きなホワイトボードを使って講義形式で授業をしてくれます。周りに他の生徒がいないため、質問もしやすいです。
2つ目は教え方です。ここでは英語・国語についてそれぞれ紹介します。
英語では、長文を全文、先生の前で訳していくという授業があります。これは集団授業や大学生による授業、1対2の個別ではできない方式です。自分はこの方式に出会えたおかげで、英語力が急激に上がりました。また、入った当初は、文法に不安があったので、すべての文法を始めから全部、一気に説明し直してもらいました。説明する先生も大変だったと思いますが、これで文法に不安を感じることもなく、読解に移行できたのでとても有効だったと思います。
国語では、丸プリを使った授業です。これは先生が独自に作成した古典文法のテキストです。自分は古典の基礎が全くできていませんでしたが、この丸プリのおかげで文法がすぐできるようになり、実際の問題でもほとんど文法を間違えなくなりました。歌のリズムに合わせて覚えるやり方(助動詞の接続をアンパンマンマーチで、入試に出る動詞をブーフーウーで)もとても効果的でした。
3つ目は過去問の演習です。過去問演習では、個別授業なので自分の苦手なところに重点を置いて進めていくことができます。また、先生が実際に同じ問題を解いてきてくれるので、どうしてその問題を間違ったのかを分析をした上で、自分の弱点を克服するための具体的で詳しい解説を聞くことができます。ここが志学塾の1番の強みだと思います。MARCHの過去問は第一志望の学部から始まり、受験する複数学部の過去問を最低でも6年間やりました。おかげで、中央や法政レベルなら合格できるという確信を持てました。全く傾向の違う立教や明治の過去問も徹底的にやりましたので、どちらの大学とも本番では自信を持って臨むことができました。
自分は2年生の冬から少しずつ勉強を始めました。本格的に始めたのは3年生からで、1学期は応援団の副団長と合唱祭のクラス代表をやっていたので、勉強時間をあまり確保できませんでした。そのため夏前の模試では偏差値が50あるかないかでした。自分が一番頑張ったのは夏でした。1日に必ず10時間以上やると心に決め、「ここで変わってやる」という気持ちでひたすらペンを握りました。「夏を制する者は受験を制する」とよく言われますが、その通りだと思います。夏はまだ心に余裕があるため一番差がつきやすいです。2学期から冬にかけては、波はありましたが比較的安定して勉強を続けて、そこから追い込みをかけて受験を迎えました。
後輩へのアドバイスとしては、勉強には波があり、成績は一気には伸びないので、調子が上がったときや、やる気が出た時にいつも以上に勉強するとよいと思います。このような時に一番成績が伸びます。他にはたくさん勉強方法を探したり、自分で生み出したりして、自分に合った勉強方法を見つけてください。学校や塾で教えてもらう方法も、いくつかある方法のうちの一つでしかなく、You Tubeとかで探せばいくらでもやり方が出てきます。また、教えられたものでも必ずしも自分に合うとは限りません。時間がもったいないと思うかもしれませんが、勉強方法を自分で探すことを怠らないでください。自分に合った勉強方法を見つけ出すことで、結果的に効率が良くなり成績が伸びます。
受験は自分との闘いです。塾に入っていれば受かるとか、ただ長時間勉強すれば受かるというものではありません。たくさん考えて欲しいです。また、「自分は日東駒専レベルまでしかor MARCHレベルしか届かない」などと限界を勝手に決めないで、どんどん上のレベルまで挑戦して欲しいです。やる前から無理だと決めつけると自分の可能性を広げられません。自分の志望大学よりも高いレベルの問題を解くことは非常に有効なので、挑戦して無駄になることはありません。
では、皆さんもコロナで大変ではありますが、来春の合格目指して頑張ってください。

塾長からの一言

入塾は2年生の12月中旬と決して早くはなかったR・A君。そこからあれよあれよと言う間に成績を伸ばし、本番では連戦連勝で、立教の経済や、明治の政経という自分の志望大学をゲットしました。確かに塾での吸収力も目を見張るものがありましたが、R・A君自身も上で述べているように、その背景には勉強方法を自分で工夫するという努力がありました。また、国語の過去問の採点をしている時も、英単語帳や日本史のテキストに目も通すなど、1分たりとも無駄にすまいという姿勢に「あ、こういう子が現役でMARCHに合格するんだな」とこちらが教えられる思いでした。

R・A君、君の受験に対する姿勢は本当に立派でした。皆さんもぜひ、R・A君の勉強方法の工夫を見習ってください。大学でも次の人生に向かってしっかりと学業に励んでくれることと思います。おめでとうR・A君、そしてありがとう!

青山学院大学 教育人間科学部 心理学科 進学 A・Hさん

都立M高校

私が志学塾に入塾したのは、英語の個人レッスンを受けたかったからです。
私は、集団授業が苦手だったため、志学塾の個別指導で自分に合わせて授業が進んでいくのがよかったです。授業も分かりやすく、苦手なところを指摘してくれるので、何を勉強したらよいかが分かりやすく、勉強の方針が立てやすかったと思います。
センター試験最後の年というのもあって、現役合格するプレッシャーを感じていましたが、MARCHの中で併願可能なAO入試を受けて、合格をもらえたおかげで受験校が絞り込めて対策が立てやすかったです。
2年生の夏に入塾し、英語は3年生の夏に過去問を解き、もうこれで十分と英語の先生にも言ってもらえたので、秋には英語の受講を止めて、その分苦手な国語の授業数を増やしました。
古文は先生が作成された冊子(通称マルプリ)と紹介された古文単語集(「合格古文単語380」桐原書店)の解説が本当に分かりやすくて覚えやすかったです。特に苦手な現文は受験する大学の過去問の採点と解説をしていただき、それによって力が付いたことが合格に結びついたと思います。
後輩たちへのアドバイスとしては、まず、英語は資格試験を資格試験を早めに合格しておいた方が良いです。また、大学ごとに受験科目の点数配分を調べて、自分の得意科目の配点が高い学部を選ぶのも大学選びの参考にするとよいと思います。私は辛くなったら音楽を聞いたり、友人と電話したりして気分転換をしました。追い込まれないようにストレス解消をすることも大事だと思います。大変だとは思うけれど、頑張ってください。
希望する大学に入れたので、人の心理に関してたくさん学びたいと思います。また、興味のあるサークルがあるので、勉強とサークルを両立させながら大学生活を楽しみたいと思います。

塾長からの一言

帰国子女で英検は準1級を持っていたAさん。英語は、早々と高3の夏から過去問の演習に入りました。ただ、大学入試となると帰国子女とはいえ、各大学の出題傾向との相性もあり、英語担当との過去問の実戦的演習が役に立ったと言ってくれました。

その分、国語では、当初はなかなか古文の文法が定着せず、ヤキモキしましたが、直前には古文は楽々、現文の得点力もグッとアップして、苦手な日本史ができたという青学をきっちり決めてくれました。渋谷のキャンパスでの華やかなキャンパスライフを満喫してください。

成蹊大学 法学部 AOマルデス入試合格 進学 大谷真央さん

都立調布北高校

高校3年生になる前に、どこか塾に通いたいと考え、ネットで志学塾を見つけました。個別指導に惹かれました。
先生たちがフレンドリーで、勉強のことはもちろん、受験についても色々な質問ができたので良かったです。
英語の授業では、文法で自分の苦手なところから順番に授業をしていただき、そのあと問題を解いて解説をしてもらいました。文法が一通り終わって長文の演習に入ったときは入塾したときより遥かに読みやすくなっていました。また長文演習の中で読みにくいところがあったときは、その部分をしっかりと解説してもらい、それを繰り返すことで読む力が付いて自ずとスピードも速くなりました。このように苦手なところを重点的にできるのがすごくよかったです。
国語の授業では、私は古文の基礎からできていなかったのですが、丸山先生オリジナルのテキスト(通称マルプリ)を一緒に進めることで短期間で文法を覚えることができました。頭に入りやすい覚え方や解説が載っていて一人で勉強するときも活用していました。また、国語の授業ではAO入試対策の小論文を添削していただいたり、過去問を一緒に解いて問題の傾向を分析していただいたりして、毎回の授業がものすごく為になっていました。
自分の受験生活を振り返ると、私は夏休みの勉強量が圧倒的に足りなかったと思いました。学校行事が忙しいとはいえ、3年生になる前からもう少し体力や集中力をつけていれば行事と勉強の両立も上手くいったかなと思いました。そかし、AO入試という自分に合った入試方法を見つけることができ、自分の良さを活かして大学に合格できたことはすごく嬉しく思います。
成蹊大学のAOマルデス入試は、他の大学と比べて特殊なので、夏休みのAO入試ガイダンスは必ず行った方がよいと思います。そこで合格した先輩たちの話が聞けるので、かなり参考になります。また、AO入試は運もあるので、余りAO入試にばかり賭け過ぎずにきちんと一般の入試の勉強もした方がよいと思います。一般入試の勉強を全くしないと、AO入試に落ちてしまったらどうしようという不安で逆にうまくいかない場合もあると思います。私は結構そうでした。
入試ではいろいろと自分と周りの意見が合わなかったり、反対されることもあるかと思いますが、最後まで絶対にあきらめずに全力を尽くせばきっとうまくいくと思います。がんばってください。

塾長からの一言

潜在在能力は抜群なものがあった真央さん。本人も言う通り、部活や学校行事にエネルギッシュに取り組んだため、勉強一色の高校生活ではありませんでしたが、充実していたと思います。私が目を見張ったのはAO受験の小論対策。いろんなテーマについてしっかりと掘り下げて研究し、内容のある小論を書いてきたので、これならいけると感じていました。

イラストを題材にして書くという成蹊のユニークな小論入試でも、きちんと研究成果を出し切って合格をゲット!これから大学で学ぶことを是非、世のため人のために役立てて欲しいと思います。がんばれ真央さん!

東洋大学 経営学部 経営学科進学 林田啓一くん

私立武蔵野高校卒

自分が志学塾に入るきっかけとなったのは知人からの紹介でした。ちょうど大学受験に向けての塾を探している最中ということもあり、すぐに志学塾に行き、お話を聞く事に決めました。
体験授業ではそのわかりやすさに驚きました。学校の授業ではイマイチわからなかったところも、先生方の技量のおかげで「なるほど」と首を縦に振ることが多くありました。
志学塾の強さは2つあると思います。
1つ目は、講師の先生の経験の豊富さです。色々な塾や予備校がある中で、ここまで密接に受験のプロと付き合えるところはないと思います。映像授業などの塾も画面に映っている人が受験のプロなのであって、相談する相手は大学生のバイトということがあるからです。それに対し志学塾は、授業もプロ、相談する相手もプロなのでとても信頼がおけました。
2つ目は、1対1の授業の柔軟性です。集団授業では先生一人に対し生徒が複数なので、誰か1人が授業の進行に遅れていてもそれを助けるということは少ないと思います。誰か1人にかまっていると全体の進行が遅れるからです。しかし、志学塾の1対1では自分のレベルにあった授業が受けられ、自分に合った教材で勉強をして、自分のやり方にあった授業をしてくれます。先生方は生徒の個性を生かし、それを尊重してくれます。つまり、自分らしい授業が受けられるのです。
自分は志学塾に3年間通っていました。初めての大学受験、自分は舐めていました。ある程度の勉強をしたら、まぁまぁな大学に入れるだろうと高を括っていました。しかし、受験はそんなに甘くありませんでした。首都圏の私大の難化は年々増しており、今、あなたが思っている難しさの何倍もあると思ってよいでしょう。それを見通せなかった自分は先生方の期待に応えられず、結果は全落ち、浪人することになりました。
浪人の1年間はとても辛いものでした。自分は英語が苦手だったので、中学英語からやり直し、国語も基本を叩き込むことを重視し、毎日12時間勉強しました。先生方も親身になって応援してくださり、とても鼓舞されました。しかし結果はなかなか出て来ませんでした。どうやっても成績が上がらない焦りや不安が押し寄せてきました。そんな中でも自分は先生方に相談し、信じ、ひたすら勉強を続けました。するとセンタープレでは英語、国語ともに8割に到達することができました。
このまま行けば良かったのですが、現実はそう甘くありませんでした。結果は、帝京大学以外は受けたところは全部落ちていました。とても辛かったです。頑張ってもダメな事があるということを知りました。しかし、先生方は諦めず、東洋大学の中期・後期の準備をたくさんして下さりました。そのおかげで自分は前に進むことができ、自信を持って試験を受けられることができました。
結果は、中期は補欠候補、後期は落ちました。正直、内心はズタズタでしたが、これだけやったのだから悔いはないという気持ちでした。第二次繰り上げ発表の日が来ました。しかし、サイトを見ても自分のところには合格の文字はありませんでした。自分は繰り上がらないだろうと思っていました。東洋は補欠合格者をあまり採らないと聞いていたからです。
そんな気持ちのまま第三次繰り上げ合格の発表の日を迎えました。するとその日の午前10時半頃、自分の携帯が鳴りました。携帯を耳にかざすと「東洋大学です。おめでとうございます。繰り上げ合格になりました」と伝えられました。自分は全力で喜びました。今までの努力が認められたようでとても嬉しかったのです。あの、先生方との中期・後期に向けての勉強がなかったらこの結果はあり得なかったと思います。
このように志学塾は最後の最後までしっかりと面倒を見てくれる塾です。自分は志学塾に入り、先生方の授業を受けられたことを誇りに思っています。
自信を持って言います。志学塾は信用してよい塾です。きっと生徒を望む方向へ導いてくれると思います。

塾長からの一言

他の生徒さんたちの合格の報告が続々と入る中、たった一人で603の自習室で大きな背中を丸めて勉強をしていた啓一くんの姿が今でも目に浮かびます。どれだけ苦しかったことでしょう。その努力が東洋大中期試験補欠合格という結果をもたらしました。

努力した人がみんな報われるのではなく、報われるだけの努力をした人が報われるのだということを啓一くんは教えてくれました。有り難う啓一くん!この受験での経験はこれからの啓一くんの人生での大きな糧になってくれることでしょう。充実した大学生活を送ってください。