大学受験のために塾へ行く

2. 大学受験で塾へ行くときの選び方は？

2-1. 授業形式で選ぶ

まずは授業形式です。主な形式として集団型と個別型があります。
たとえば集団型は学校の授業のように、ひとつの教室で複数の生徒が指導を受ける形です。仲間たちと競いながら、学力を伸ばせます。20人以下の少人数制や、30人以上による大規模な講義など、中身も塾によって違うのが特徴です。
一方で個別型は、生徒と先生が1対1で授業を進めるのが原則です。塾でありながら、家庭教師のようなイメージといえます。生徒一人ひとりに合わせてカリキュラムが作られるので、わからないことを丁寧に教えてもらえるのがメリットです。
生徒によって、集団型と個別型のどちらが合うかが違います。以上から授業形式は、塾選びの基準のひとつです。

2-2. 理想のカリキュラムから選ぶ

塾を選ぶときは、カリキュラムを事前に確かめておきましょう。指導教科やその方法などを知っておけば、自分に合う可能性がわかるからです。
塾によっては、対象となる高校生のタイプも違います。入試対策か定期テスト対策かで、塾に合う人間像も異なるのです。また同じ入試対策でも、塾によって力を入れている学部が違う点に注意してください。以上を踏まえ、塾の公式サイトからカリキュラムを調べておきましょう。

2-3. 費用もチェックしておこう

塾に通うなら、費用もチェックしておきましょう。大学受験のためには、長期的な利用が想定されるからです。その意味では、通う期間に合わせたコスト計算も欠かせません。保護者と相談しながら、生活に無理のない範囲で予算を決めましょう。
同じ授業形式でも、対象教科や週何回通うかでコストが違います。教科数や塾に通う回数が多いほど、コストが高くなるでしょう。気になる塾があったら費用をメモしておいてください。塾選びで迷ったときは、なるべく安いところに決めるのも選択肢です。