大学受験を成功させるための受験戦略とは？

2. 大学受験の効率的な勉強法とは

2-1. メインの国語、数学、英語の勉強からはじめる

大学受験は数多くの試験科目があります。なかでも国語・数学・英語の3科目は、多くの大学が試験科目に指定しているものです。とくに英語は文系・理系を問わず、試験科目となっています。
英語は英文読解やリスニング・英作文など勉強する量も多く、時間もかかります。できるだけ早い時期から勉強するのが、合格の近道です。英語を優先して勉強しつつ文系を志望している場合は、国語の勉強を数学より優先しましょう。理系を志望している場合は、数学の勉強を国語より優先しましょう。

2-2. 大学受験専門の塾や予備校に通うのもひとつの手

自分で学習計画を立て参考書や問題集を勉強していくなかで、どうしても理解できない問題や苦手な分野がある場合は、塾や予備校に通うこともひとつの方法です。塾や予備校には、大学受験に関するノウハウが蓄積されています。受験生が苦手とする分野や悩みなどを、塾や予備校はよく知っています。受験勉強を効率的に進めるために、検討してみましょう。

3. 大学受験直前の勉強法とは

1-1. 第一志望の大学、学部を決める

大学受験の最初の準備として第一志望の大学、学部を決めましょう。大学受験では全国どこでも、自分の志望する大学を受験できます。また大学には多くの学部や、学科が設置されています。試験科目は大学ごと、学部ごとに決められているのです。第一志望の大学を決めることで、効率よく受験勉強を進められるでしょう。
たとえば第一志望の大学が私立大学の理系学部である場合、古文や世界史などの文系科目は、試験科目ではない場合があります。その場合は文系科目の受験勉強をせずに、理系科目だけに集中するという方法も取れるでしょう。
まずは第一志望の大学を決め、その大学の試験科目を調べるようにしましょう。試験科目は各大学のホームページや、パンフレットで確認できます。第一志望の大学で受験予定の試験科目を確認したら、その試験科目が必要になる大学や学部を第二志望にすると、さらに効率のよい勉強ができます。

1-2. 現在の自分の学力を確認する

第一志望の大学・学部を決めたら、現在の自分の学力と合格するための学力に、どの程度差があるのかを確認するステップに移りましょう。自分の学力がわからないままでは、志望校に合格するためにどのような勉強計画を立てたらよいかがわかりません。この確認のために定期的に模試を受験し、結果を活用するとよいでしょう。

受験直前の過ごし方は、試験の結果にも影響します。今までの努力を無駄にしないためにも直前期は、健康管理と試験対策を入念に行いましょう。ここでは3ステップ目として、受験直前の過ごし方を解説します。

3-1. 体調を整える

受験直前になると1日のほとんどの時間を、受験勉強に費やすことになります。時間が足りないと焦り、睡眠時間や食事の時間を削って、勉強をする受験生もいるでしょう。しかし試験本番で自分の実力を最大限発揮するためには、体調を万全にしなくてはなりません。睡眠は記憶を定着させる効果もあります。睡眠時間はしっかりと確保して、勉強を進めるのが効果的です。

3-2. 過去問題集と予想問題集で試験対策をする

受験直前は過去問題集と予想問題集で勉強しましょう。過去問題集で勉強することで、受験予定の大学の試験形式や出題傾向を把握できます。受験直前はアウトプットする勉強が大切です。過去問題集だけで足りないときは、予想問題集も使いアウトプットの量を増やすと効果的です。