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2023年10月24日

【2023年版最新】医学部の偏差値ランキング!国公立・私立別に紹介

偏差値と書かれたノート

将来医師として活躍したい人のほとんどが、医学部への進学を目指しています。同じ医学部であれど大学によって偏差値が大きく異なり、医学部に行くのなら偏差値が高い大学へ入学したいと考える人も多いでしょう。今回は、2023年版の最新医学部偏差値ランキングを国公立・私立大学別に紹介します。偏差値の高い大学の医学部は狭き門のため、早い段階から入念に受験対策をおこないましょう。

大学受験の目安になる偏差値とは?

そもそも偏差値とは、集団の中で自分がどれくらいの位置にいるかを表すための数値です。平均点が偏差値50となり、平均点よりもテストの点数が良ければ偏差値の数字が上がります。

偏差値は、点数や順位に左右されることなく集団の中で自分の実力を相対的に判断するのに便利な数値です。たとえばテストAで90点、テストBで70点を取ったと仮定します。一見するとテストAの成績の方がよく思えますが、テストAの平均点が90点、テストBの平均点が30点の場合はテストBの偏差値の方が高くなります。

大学の難易度は学部ごとに偏差値が予想されているため、大学受験において大学のレベルを把握する指標としても役立ちます。希望する大学の偏差値が自分の偏差値より高い場合は、その偏差値に届くように勉強する必要があるのです。

【国公立大学編】2023年の医学部偏差値ランキングTOP10

授業を受ける高校生

私立大学よりも学費が比較的安い点が国公立大学の特徴ですが、そのぶん競争率が高くなり合格難易度が高い傾向があります。国公立大学のTOP1・2は私立大学のTOP1よりも偏差値が高いため、「偏差値が高い医学部を目指したい!」という受験生は国公立の医学部を目指す可能性が高いです。

2023年における国公立大学の医学部偏差値ランキングは、以下のとおりです。

  • TOP1:東京大学/偏差値78.2
  • TOP2:京都大学/偏差値77.5
  • TOP3:大阪大学/偏差値74.7
  • TOP4:東京医科歯科大学/偏差値73.7
  • TOP5:山梨大学/偏差値71.0
  • TOP6:九州大学/偏差値70.8
  • TOP7:千葉大学/偏差値70.5
  • TOP8:防衛医科大学校/偏差値69.8
  • TOP9:名古屋大学/偏差値69.7
  • TOP10:神戸大学/偏差値69.3

上位7校の偏差値が70を超えており、医学部が難易度の高い学部であることがわかります。偏差値70は上位約2%だといわれており、上記の大学の医学部にはわずかな人数しか行くことができません。

一口に医学部といっても、大学ごとに複数の学科があるところがほとんどです。学科ごとにアドミッションポリシーが異なるため、将来活躍したいフィールドに合った学科を選び受験対策をおこないましょう。

【私立大学編】2023年の医学部偏差値ランキングTOP10

勉強するノートとペン

私立大学の医学部は、国公立大学に比べると環境や設備などにこだわった大学が多いのが特徴です。大学ごとにコンセプトが大きく異なるため、それぞれの大学の医学部の特徴をよく理解して大学選びをおこなうことが大切です。

2023年における私立大学の医学部偏差値ランキングは、以下のとおりです。

  • TOP1:慶應義塾大学/偏差値75.5
  • TOP2:東京慈恵会医科大学/偏差値71.7
  • TOP3:順天堂大学/偏差値70.7
  • TOP4:日本医科大学/偏差値70.0
  • TOP5:自治医科大学/偏差値69.5
  • TOP6:大阪医科薬科大学/偏差値68.8
  • TOP7:昭和大学/偏差値68.5
  • TOP8:関西医科大学/偏差値67.5
  • TOP9:国際医療福祉大学/偏差値67.3
  • TOP10:産業医科大学/偏差値67.2

私立TOP1の慶應義塾大学は、医学部全体ではTOP3レベルの偏差値を誇っています。国家試験合格率は95%以上とTOP5以内の国公立大学よりも高いため、将来医者として活躍したい人は私立の医学部を集中して狙うのもひとつの手段です。

私立であっても、TOP10にランクインしたすべての医学部の偏差値が65以上の高い数値です。偏差値65は上位約6%の割合といわれているため、医学部に合格するには狭き門だということがわかります。

偏差値の高い医学部に合格するためのポイント

祝!合格と赤ペンで書かれた付箋

偏差値の高い医学部に合格するには、以下の3つのポイントを意識して受験勉強をおこないましょう。

  • 共通テストで80%以上正解する
  • 大学ごとに情報収集をする
  • プロから受験指導を受ける

共通テストで80%以上正解する

多くの医学部受験では、共通テストで80%以上の点数を取らなければいけないといわれています。国公立は7科目、私立では4科目の受験が一般的であり、すべての科目で80%以上の点数を取ることが求められます。医学部を目指している場合は、早い段階から効率のいい受験勉強をおこないましょう。

大学ごとに情報収集をする

大学受験は、勉強だけでなく大学に関する情報を集めることも重要です。入学者の方針を示すアドミッションポリシーや学部・学科の特徴、過去門の傾向などを把握することで、受験に対する不安を軽減することができます。特に私立の大学は学校ごとに特徴が大きく異なるので、目指す学校すべての情報収集を入念におこないましょう。

プロから受験指導を受ける

受験勉強は、学習時間だけでなく学習の質も大切です。どれだけ長時間受験勉強をしても、間違った方法を続けていれば意味がありません。受験のプロフェッショナルである塾や予備校を利用することで、効率よくモチベーションを維持したまま受験勉強を続けることができます。

まとめ

今回紹介した2023年版の医学部偏差値ランキングによると、国公立のTOP3は「東京大学」「京都大学」「大阪大学」、私立のTOP3は「慶應義塾大学」「東京慈恵会医科大学」「順天堂大学」だということがわかりました。医学部は平均的に偏差値が高いので、今回紹介した3つのポイントを参考に入念に受験対策をおこないましょう。

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