塾・予備校選びのヒント
2022年12月06日

塾選びのポイントは2学期〜直前期に徹底的な過去問の指導を受けられるかどうか

志学塾では高3の1学期・夏休みから入試直前まで、塾生たちの受験する大学の過去問の演習とその解説授業を徹底的に行います。しかもやらせるのは赤本のコピーではなく、各大学の実際の入試問題を志学塾の複合コピー機で製本した本物の過去問です。生徒さんたちにこなしてもらう回数は、

  • 第一志望大学6~10年分
  • 第二・三志望4~6年分
  • 抑えの大学2~4年分です。

これだけの過去問を演習したものを採点し、間違った問題を徹底的に解説しています。時には正解した問題でも生徒さんに答えの根拠を言わせて確認しています

過去問演習の意味

過去問をこうして何年分も演習させた上で、丁寧な解説授業を行うと生徒さんの実力は見違えるほど伸びます以下に掲載した合格を果たした生徒さんたちも徹底した過去問対策を乗り越えてきた生徒さんたちです。

世間では「過去問は自分の実力が志望大学のボーダーに届いているかどうかを確認するためにやるもの」という考え方がありますが、それは過去問演習の1側面に過ぎません。

過去問を演習する主要な目的は、この2学期から直前期において自分の弱点を暴き出して、その弱点を徹底的に潰すことにあるのです。それによって志望大学のボーダーを乗り越える突破力を付けさせるのです。この過去問指導によって多くの志学塾の生徒さんが、今までに第一志望大学の合格を勝ち取ってきました。

過去問演習への絶対的な自信

この指導をするためには、講師が実際にすべての過去問を自分で解いておき生徒さんの間違いの原因を解説しなければなりません。よって講師たちは、この時期、生徒さんの受ける大学の過去問を解きまくるのが日課となります。生徒さんの受験する大学がバラバラで多岐にわたると、「今日は早稲田と立教、あすは東京工大と東大、明後日は明治と法政」と解く講師の方もアップアップになりながら奮闘する毎日です。

こうした過去問演習・解説授業こそ大学受験塾の命なのです。

この指導が果たして、学生アルバイト講師に、また参考書だけを使って授業をしない塾にできるでしょうか?直前期の過去問の指導ができるかどうかが塾選びの最大のポイントです。昨今の大学入試はアルバイトの学生講師の指導や授業を受けずに塾で参考書を自分で解く程度では合格が勝ち取れるほど甘いものではないことをご認識ください。